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アガリクスとβ−グルカン

アガリクスは、β−グルカンを含んでいることで知られています。β−グルカン(Beta Glucan)は、免疫細胞に働きかけて悪性新生物(ガン細胞)を攻撃させたり、スーパーオキシドディスムターゼ (Superoxide dismutase, SOD)などの抗酸化酵素に働きかけて活性酸素やフリーラジカルの消去効果を高めたりする作用があるといわれています。



しかし、β−グルカンそのものは、高分子の糖質で、それ自体には抗腫瘍作用や抗酸化作用などの薬理作用は無いといわれています。



ちなみに、グルカンとは、ブドウ糖(D−グルコース)がたくさん繋がってできた多糖類の一種です。そして、糖が結合する構造によってα型、とβ型の呼称があります。



ブドウ糖がα型の構造で結合した多糖類をα−D−グルカン、β型の構造で結合した多糖類をβ−D−グルカンと言います。



β−D−グルカンはさらに、そのブドウ糖の結合位置により、β1,3Dグルカン、β1,4Dグルカンなどに細分類されます。ちなみに、最も代表的なβ−D−グルカンはセルロース[β1,4Dグルカン]です。



アガリクスに含まれ免疫賦活作用があると言われている「β−D−グルカン」とはβ1,3Dグルカンを指します。



ところで、β1,3Dグルカンとは、アメリカの研究陣(米Tulane医科大学のNicholas DiLuzio博士(1926-1986)等の研究陣とされる)が、酵母細胞壁から発見した糖質分子(六単糖、Hexose)が1-->3方向で水素結合した3重螺旋構造の鎖状物質であることから名づけた名称だと言われています。



β−グルカンは、米国などで免疫調整の材料として研究対象となっていますが、それは、酵母saccharomyces cerevisiae(いわゆるイースト菌)の細胞壁から精製抽出された糖質であることが多いようです。



この場合、糖の分子が1-->3結合だけではなく、酵母細胞壁からβグルカンへの分離抽出過程で1-->6方向で水素結合したいわゆるβ1,6グルカンと呼ばれる分子の鎖もわずかに残るため、日本ではβ1,3/1,6グルカンなどと呼ばれることもあるようです。

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